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●勝新太郎が最後の晩餐に選んだ牛タン

 

・たん右衛門:神奈川県横浜市中区若葉町1-7

昭和56年の創業以来、

数々の食通を唸らせてきた知る人ぞ知る名店

黒毛和牛のタンを2週間、13℃の一定温度で熟成

 

大の酒好きで知られる勝新だが、

料理の味に集中したかったのか、

この店ではほとんど飲むことはなかった

 

 

1996年12月30日、その年 最後の営業日、

そろそろ店を閉めようとしたその時、1本の電話が…

「勝だけど、これから食わしてくれ」

当時、勝新はガンに侵され、入院生活を送っていた

病院を抜け出した勝新は、店に訪れた

「牛タン」3200円

「牛サガリ」2200円

「テール雑炊」1200円

を食べ、それから半年後の1997年6月21日にこの世を去った

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